DeNAは15日、中井大介内野手(31)が現役を引退すると発表した。20日巨人戦(横浜)の試合後、引退セレモニーを行う。中井のスピーチ、ビジョンでの特別VTR上映、花火などが予定されている。

中井は巨人から19年に移籍し、通算505試合で227安打、16本塁打、65打点、打率2割4分3厘。今季は12試合の出場で14打数1安打だった。

中井が球団を通じて発表したコメントは以下の通り。

横浜DeNAベイスターズ、そして全国の野球ファンの皆様、私、中井大介は今シーズン限りで引退することを決断致しました。

読売ジャイアンツで11年間、横浜DeNAベイスターズで3年間、一選手として何か大きな事を成し得たわけではありませんが、沢山の仲間や、沢山の指導者、そして沢山のファンの方々に支えられたおかげで14年間もこのプロ野球の世界でプレーすることができました。

戦力外を経て移籍した初年度から応援歌を作っていただき、満員の横浜スタジアムで皆様からの声援を浴びてプレーできた日々は一生忘れられない私の宝物です。本当にありがとうございました。

選手としては今シーズン限りで引退しますが、今後も変わらず中井大介を応援していただけると幸いです。最後に、私はこのタイミングで引退を発表させていただきますが、横浜DeNAベイスターズならびに、プロ野球はまだ今シーズンの戦いが残っています。ベイスターズファンの皆様、そしてプロ野球ファンの皆様、最後まで選手たちとともに戦ってあげてください!! 14年間温かいご声援をありがとうございました。