パ・リーグはオリックスとロッテの白熱の優勝争いが続くが、球界の名物オーナーで知られるオリックス宮内義彦オーナー(86)も、25年ぶりの“そのとき”を心待ちにしている。95、96年の連覇のあと、ときには厳しく、不変の愛情を持ってチームを見守ってきた。折々のオーナー語録を振り返る。
連載一覧
(1)1998年~2000年 低迷期始まり「6連敗で休養なら6連勝したら給料を倍に」
(2)2001年~2003年 石毛監督解任「今年は絶対優勝!しなければ社長はクビ!」
(3)2004年 球団合併で大激震!「選手を路頭に迷わすことはしない」
(4)2005年 オリックス・バファローズ誕生「僕がボケてないんやから、仰木もボケとらん」
(5)2006年~2007年 清原&中村紀加入「去年は某チームと6位争いするまで落ちた」
(6)2008年 コリンズ監督電撃退任「お金で勝てるのか?僕はレイズを見習いたい」
(7)2009年~2010年 大石監督から岡田監督「優勝狙える?それ言っちゃいかんらしいね」
(8)2011年~2012年 監督交代で森脇政権「勝つ気がなかったんちゃう。腹立った」
(9)2013年~2014年 統一球問題「毎年、うそつきオーナーと言われるのはイヤ」
(10)2015年~2016年 森脇監督から福良監督に「残り試合は全勝や。もうやけくそ」