今季限りで現役を引退する巨人大竹寛投手(38)に、ラストサプライズが用意されていた。

25日、都内で引退会見を実施。壇上の正面に陣取るカメラマンに交じるテレビスタッフの1人に、どこか見覚えのある顔が。黒色のニット帽に白色Tシャツにメガネ姿の音声スタッフは畠世周投手だった。

“仕掛け人”の畠は会見前、「ばれますかね?」と緊張した様子だったが、会見は堂々とした“スタッフ”ぶりで乗り切った。会見では畠について質問されると、「彼、今7回、8回、どこでも投げているたくましい男なんですけども、僕が去年投げていたポジションで頑張っているなと思うと、バトンを託してもいいなと思いましたし、キャッチボールでもこういうボール投げられないなって真っすぐを投げる。トレーニングに関して勉強していますし、しっかりやるタイプなんです。まだまだ可能性あるし、さまになってきている。まだ先発もできると思っているので、もう1回先発もできるんだ、何でもできるんだという気持ちで羽ばたいてもらいたい」とエールを送った。

会見の最後の記念撮影で、ようやく“ネタばらし”。ガンマイクを手に急接近すると、大竹がようやく気付いて「お、おまえ…」と絶句。「ずっと下向いているなと。めっちゃ仕事に徹している人だなと」と話すと、爆笑に包まれた。

 

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