オリックス山本由伸投手(23)がシーズン最終戦に登板し、今季4度目の完封勝ち。今シーズン18勝目を手にして、球団新の自身15連勝となった。これで、最多勝、最高勝率、最優秀防御率、最多奪三振、最多完封の投手5冠が濃厚になった。
山本投手の試合後の一問一答は以下の通り。
-率直に今の気持ちは
もう本当に必死に投げたので、とにかくうれしいですね。
-力が入っているように見えた
力が入っているというか、フォームが良い感じというか。先週は横振りのフォームになっていたので、縦に振れるようになって、良い感じに振れていた。
-調子の良さが出ていた
球速に出ていた。思い切って投げての球速ではなくて、良い感じに投げられたと思います。
-今年の中でも良い方か
まあ、普通くらいです(笑い)。
-投げている中で寒さは感じなかったか
全く。ベンチがすごかった。全然大丈夫でした。
-首脳陣からかけられた声は
高山さんが「1人にさせないから」と言ってくれていた。最後も8回終わって、「決着をつけてこい」と高山さんが言ってくれたので、思い切っていきました。
-守備でもビッグプレーが多かった
もう本当に助けられてよかったです。危なかった。紅林ノリノリでしたね(笑い)。ちょっとうざかった(笑い)。
-味方が点を取ったときの喜びが激しかった
確かに。熱く戦いました。それほど大事な試合でしたね。
-緊張よりも集中の方が強かったか
緊張感というかプレッシャーというか、1試合の重要さは十分に理解してのマウンドだった。いつも通りを心がけて、落ち着いて投げられた。
-いろんな記録がついてきた。今シーズンを振り返って
まず1シーズン投げ切れたのが僕としてはすごいうれしいのと、今年も1年投げられたので成長できたかなと感じています。
-相手は直球を待っていて前に飛ばせなかった
今日とか特にファウルを取れていた。変化球が序盤に決まらない中でなんとか無失点でいけたのは真っすぐで押せたからかな。練習の成果が感じられますね。
-今シーズンの点数を付けるなら
わかんないです。合格点。良い感じです。
-自身の連勝が続いたが、負けないことについては
もちろん自分の力だけじゃないので、なんとも言えないですけど、調子を安定して毎試合出来ているので、去年すごく課題に思ったポイントだった。そこはすごくいいことかなと思います。
-田中将大投手との投げ合いだった
いつも田中さんが良いピッチングでまとめているのをよく見ていたので、ロースコアになるだろうなと思った。より丁寧になってしまったかなとは思います。
-1年間戦い続けたシーズンになった
いろいろ工夫しながら練習もしっかり積みながらできた。そこは自信にして、CSとかになりますけど、来シーズンもよりパワーアップしてやっていけたらなと思います。
--あとは待つだけですね
ここで決められたらよかったですけど、仕方ない。待ちたいですね。