ソフトバンク大竹耕太郎投手(26)が18日、来年1月に長崎で行われる和田毅投手(40)の自主トレに初参加することを明かした。2軍本拠地のタマスタ筑後で練習後に取材対応。「1軍にいる時からアドバイスをいただいたりしてましたし、あの年まで球速が落ちずに投げ続けられる理由を知りたい」と、同じ早大の大先輩に弟子入りを志願した。

プロ4年目の今季は開幕ローテーション入りを果たすも、3月31日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で3回7安打7失点。直後に2軍降格を言い渡され、その後は10月に救援で1試合登板のみに終わった。「例年通りやっていても、例年通りに終わってしまう。自分も何かを変えないといけない」。決死の覚悟で、今季球団初の40代複数勝利(5勝)を挙げたベテラン左腕に自主トレ参加を依頼した。

現在は右脇腹痛でリハビリ組に入っているが、キャッチボールは約45メートルの間隔で投げられるまで回復した。「病院には完治と言われています。でも慎重気味に。ぶり返したらもったいないので」。佐久本リハビリ担当コーチも「結構強めに投げられているし、制限ないような感じで投げている」と順調であることを明かした。