ヤクルトのドラフト2位、明大・丸山和郁外野手(22)が22日、都内で仮契約を結んだ。

契約金7500万円、年俸1200万円、背番号は4に決まった。「今まであまり実感が湧いていなかった部分があったが、金額や背番号を前にして、いよいよプロ野球選手だなという実感がわいてきました」と話した。

背番号4は、11年から19年までバレンティンが背負っていた。助っ人長距離砲のイメージが強い番号だが、丸山は50メートル走5秒8と足が持ち味。前橋育英時代には甲子園で1大会最多タイの8盗塁を記録したスピードスターだ。「やっぱりバレンティン選手のイメージが強いと思う。自分の中でもそういうイメージだったので、驚きました。今度から自分がつける番号なので、自分のイメージを持ってもらえるようにプレーしたい」と話した。同席した橿渕スカウトグループは「1ケタの背番号は、期待の表れと思う。ステップアップする番号として、まず4番を自分の番号にしてもらいたい」と期待した。

憧れの選手は、チームメートになる青木。プロ入り後の目標に「幼いときから青木選手を見て育ってきたので、いつかは超えられるような選手になりたい。理想は、みなさんに認めていただけるようになって(青木の背番号)23番をつけて野球人生を終えたい」と大きな目標を掲げた。(金額は推定)

【関連記事】ヤクルトニュース一覧はこちら―>