日本文理が17年夏の甲子園に出場した時のメンバーで、今秋のNPBドラフト会議で西武育成4位指名の川村啓真(けいしん)外野手(22=国学院大)が母校を訪れ、21日から25日まで自主トレを行った。7月以来でプロ入り決定からは初めて訪れた母校。「ここで野球の感性が磨かれた」と感慨深そうに話した。

国学院大では今春の東都大学リーグで首位打者に輝くなど主力で活躍。高校時代の監督だった大井道夫総監督(80)は「大人になったし、成長した」と教え子に温かい視線を送りながら「1年目から勝負するつもりで」と激励した。

「もちろん1年目に支配下登録、1軍の試合出場を目指す」と川村。来年1月6日に入寮し、8日から新人の合同自主トレに参加する予定。