FA宣言していたヤクルトの球団マスコット、つば九郎が残留を決断した。7日、契約交渉を行い、昨季の年俸2万8000円から倍増近い年俸5万円プラス「ヤクルト1000」飲み放題、活躍に応じてクーポン券支給の条件でサイン。青木、山田ら主力選手に加え、初夢に出てきたという高津監督から慰留? を受けて「かんとくをはじめ ちーむみんなのあつい きもちにむねが あつくなりました」と決意した。

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12年以来2度目のFA権行使で、100以上の団体からオファーを受けた。この日は“相棒”である中日の球団マスコット、ドアラが代理人として交渉に同席。会見にもスーツ姿でサプライズ登場し「一緒にセ・リーグを、プロ野球を盛り上げましょう! あと、つば九郎がいなくなるとヤクルトの青汁がもらえなくなる」と明かし、熱い説得を受けた模様だ。つば九郎は「おふのふうぶつし らいねんまた あいましょう」と、年をまたいで世間をにぎわせたFA交渉を締めくくった。(金額は推定)