ゴジラのように北陸から世界へ!! ヤクルト奥川恭伸投手(20)が、地元の石川県に本社を置く大同工業と広告契約を結んだ。2月1日からの1年契約で、同県内限定でテレビ、ラジオなどの広告に起用されるほか、オフの野球教室への出演なども予定されている。昨季はチームトップタイの9勝を挙げるなど、20年ぶりの日本一に大きく貢献した右腕は「大変光栄に思います。長年、素晴らしい技術を世界へ提供されている企業ですので、僕も見習って長く大きく成長していきたいと思います」とコメントした。

同社はバイク、自動車などの部品を製造。バイク用チェーンは評価が高く、ロードレース世界選手権などに参戦するライダーのサポートも行っているが、プロ野球選手との契約は初めて。新家啓史社長は「奥川恭伸投手のスポンサーになれたことを大変誇りに思っています。今年も私たちの胸を震わせる“快投”乱麻を見せてください。全ての石川県民とともに、社員一同、熱く応援させていただきます」と支援を約束した。

石川出身のプロ野球選手と地元企業の契約と言えば巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏と、建設機械大手のコマツが有名。奥川も地元企業からの支援で、さらなる飛躍を目指していく。