ヤクルト川端慎吾内野手(34)が“日本一の代打の神様”を目指す。

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昨季は先発出場はなかったが、91試合に出場し、代打で打率3割3分6厘、30安打をマーク。元監督の真中満氏が持つシーズン代打安打の日本記録にあと1本と迫った。日本一連覇を目指す今季も「スタメンで、という気持ちは常に持ってないといけないけど腰のこともありますし。最初はまた代打になると思うので。まずはしっかりそこを準備出来るように」と役割を自覚。記録についても「1本1本、頑張って打っていって、もしそういうふうになれば狙いたいなと思います」と更新に意欲を見せた。

昨年は11月末まで日本シリーズを戦うなど、短いオフとなったが「僕的にはそっちの方がいいのかな」とプラスに捉えており「バッティング練習をしていても、全然(昨季中と)何も変わっていなかった」と好感触を維持する。代打でチームを支えるベテランは「1年前も、勝負の年だと思って、絶対に頑張らないといけないという気持ちでやっていたので。その気持ちは忘れずに、同じ気持ちで今年のシーズンも入りたい」。今季も挑戦者の気持ちを忘れず、さらに神がかった勝負強さを見せていく。