西武辻発彦監督(63)は「無病息災」の強い思いを込めた。20日、埼玉・東松山市にある箭弓(やきゅう)稲荷神社に参拝。

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野球と同じ読み方だけでなく、勝負の神様としても知られるパワースポット。祭壇の前に立つと「選手たち全員がシーズンを通してケガなく健康で戦えますように」。そう願いを込めて、手を合わせた。

昨季は山川、外崎、若林ら故障者が多く出て、波に乗り切れず最下位に沈んだ。「今年は全員が元気な状態で勝負していきたい。その結果として、リーグ優勝、日本一を達成したい」と巻き返しへの決意を込めた。参拝は毎年恒例。ホームベース形の絵馬には「Change UP!」と今季スローガンを力強く記し、奉納した。

「大安」である、この日は「大寒」でもあった。ただ、天気には恵まれた。指揮官は「1年の中でも一番寒いであろうという日ですが、今日はとても暖かく天気も良かったので、縁起が良いと思っています。今シーズンいけるぞ、という気持ちになりました」と吉兆を感じていたようだった。