西武若林楽人外野手は転んでもただでは起きない。高知・春野でのB班春季キャンプでは、左膝前十字靱帯(じんたい)損傷から完全復帰を期しメニューを消化。「開幕にいけるかもしれないけど、試合に出られたとしても活躍しないと意味がない。今はずっと4番を目指すつもりで練習しています。(球速)180キロ投げるピッチャーを想定してスイングしています」と真剣な口調で言い切った。

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辻監督は1番打者として構想する。1年目の昨季、負傷前の44試合で20盗塁と驚異的スピードの一方で、2本塁打とパンチ力も発揮していた。「ホームランバッターになりたい。野球をやる上でホームランを打てないと楽しくない。ホームランが一番楽しい。(スピードも)どっちも兼ね備えている1番が、一番怖いと思うんで」とパワーアップして帰ってくる。