女子野球の兵庫ブルーサンダーズは15日、三田市内で会見し、女性専用の新ユニホームを発表した。チームによると、野球界では初の試みという。

「日本一スタイルのいい野球選手」元RIZINガール椿梨央が兵庫ブルーサンダーズ入団>>

美しいシルエットと、胸元がV字になっているのが特徴的で、右足には「BS(ブルーサンダーズ)」のロゴが入る。

これまで女性の野球選手は、男性用のユニホームを着用してきたという。

新加入の椿梨央(つばき・りお、25)は「下は特注でオーダーしていました。上は(男性用)Sサイズしかないので、今まではダボダボした着こなしになっていた」と明かした。

製作した日本スポーツ開発(EUGENE、本社=大阪市)社は、ビッグボスこと日本ハムの新庄剛志監督(50)がキャンプ中に使用したネックウオーマーなどのアイテムを提供。現在はウクライナへの人道支援の活動も行っている。

同社の島田真衣社長は「アスリートが着る勝負服ですので、美しさと健康美を兼ね備えて自信を持ってプレーできるようにしました。胸元にはあえてボタンを付けず、勝利を意味する『V』と、パンツの『BS』は片足だけにすることで、スタイルをきれいに見せられるようにしています」と説明。全員が女性従業員で、手作業で製作したという。

スポーツ界ではバレーボール女子のヴィクトリーナ姫路が、20年にVリーグで初めてスコートユニホームを採用して話題になった。