日本ハムのドラフト3位水野達稀内野手が、19打席目で待望のプロ初安打。オープン戦で打率3割2分3厘と安打を重ねて開幕スタメンに抜てきも、攻守に精彩を欠き、あっという間に2軍落ち。前日4日に再昇格したばかりで、1回、楽天岸の初球を右前へはじき返した。

試合前の練習で、新庄監督から金言を授かっていた。「BIGBOSSから、岸さんの入りとか、狙いやすい球を事前に教えていただいた。『今日1番で行くから、初球を思い切って行って来い』と」。教え通りの一打で呪縛を解くと、5回の第3打席では右翼線に二塁打。「ちゃんとミート出来た」。持ち味の打撃が、ようやく目覚めた。

髪形も変えて気分一新。社会人のJR四国出身だけに「駅員でずっと黒髪だったので、ちょっと(茶髪に)興味があって」。ようやく走り始めたプロ人生。記念球は両親に贈る。

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