日本プロ野球選手会は16日、選手会に加入する支配下選手(721人、外国人選手は対象外)の今季の年俸調査結果を発表した。

球団別の平均額はソフトバンクが7002万円で、3年連続で12球団トップだった。2位が巨人、3位が楽天。大田、西川ら主力を放出した日本ハムは2817万円で、昨年の6位から最下位になった。全球団の平均は前年比3.3%増の4312万円。調査を始めた80年以降で最高額となった。

また今年から新たに中央値と、契約更改満足度を調査したアンケート結果を公表。平均年俸では3位(6035万円)の楽天が中央値では11位(1150万円)となり、森忠仁事務局長は「球団間の格差もあるが、球団内での格差もかなりあると感じる。その辺りも変えていければ」と話した。契約更改の満足度はソフトバンクが1位。西武、DeNAと続き、中日が最下位だった。