都市対抗野球に出場する東芝のドラフト候補右腕、吉村貢司郎投手(24=国学院大)が、大学日本代表とのオープン戦に先発し、5回を7安打1失点、3四死球だった。

初回は1安打と1四球で2死一、三塁のピンチを招いたが無失点。2回は1死満塁のピンチも後続を抑えた。4回に3連打を許して1失点。最速は153キロをマークした。

吉村は「調子は良くなかったですけど、それなりには投げられた。フォークでは三振を取れたが、まだまだ。しっかり投げきれるようにしていきたい」と反省。印象的な打者については日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)の名前を挙げ「矢沢くんは振れていたと思いました。初球からどんどん強いスイングをしてくる印象でした。スイングが速かった」と明かした。

都市対抗の初戦、22日の北海道ガス戦に向けて「都市対抗と日本選手権の優勝を目標でやってきている。そこはチーム全体としてレベルアップしていかないといけない。日々つきつめて練習をやっていきたい」と意気込んだ。

この日対戦した大学日本代表は、オランダで開催される第30回ハーレム・ベースボール・ウイーク(8~15日)に出場する。

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