<オープン戦:巨人3-2オリックス>◇3日◇宇部

 ローテ入り確実のオリックス3年目の岸田護投手(26)が、オープン戦2度目の先発で5回を6安打2失点にまとめた。初登板の2月24日阪神戦(高知市営)は、関本に1発を浴びるなど3回を6安打4失点と散々だったが復調気配。チェンジアップと真っすぐの緩急を有効に使い、高橋由から空振り、見逃しと連続三振を奪うなど5個の三振を取った。「真っすぐは前よりよくなってきているけど、5回にランナーを背負ってからが…。もっと1球1球集中していかないと」。5回に2死を取ってから1番亀井と2番隠善に浴びた連続タイムリーを反省していた。