ヤクルト戦が雨で中止になった10日、広島ブラウン監督が不振の4番栗原にメスを入れた。この日、チームは神宮球場の室内練習場で1時間半の調整。ブラウン監督は約1時間、栗原に付きっきりで指導した。「彼はフォーム的には大きな問題はない。メンタル面の問題だよ。打点とか本塁打とか余計なことは考えずに相手の投手に向かっていくことと、強い打球を打つことだけを考えろと伝えた」。栗原はこれまで全試合「4番一塁」でスタメン出場しているが、打率は2割4分8厘と低迷し、現在は12打数連続無安打中だ。