FA宣言し、横浜への残留を決めた三浦大輔投手(34)が30日、横浜市内の球団事務所で記者会見し「強いところを倒して優勝したい。横浜が好きだからです」と残留を決意した理由を語った。

 阪神からの誘いを断り、残留を決めた三浦の表情は硬く「すっきりした気持ちもあるけど、いろいろな人に迷惑を掛けたんで申し訳ない気持ちもある」と心境を明かした。

 横浜の村上忠則チーム運営部門統括は「ほっとしている。球団の思いをファンの人に後押ししてもらった」と話した。

 三浦は92年に奈良・高田商高からドラフト6位で入団し、来季が18年目。球団の条件提示は4年総額10億円で、契約更改は12月に行う予定。(金額は推定)