オリックスの新人5選手が11日、神戸市西区の合宿所「青濤館」に入寮した。ドラフト1位甲斐拓哉投手(18=東海大三)は、同所で自主トレ中だった長野商出身の金子千尋投手(25)と感激の初対面。数少ない長野県からのプロ野球選手への期待の表れとして、地元の「テレビ信州」も取材に駆けつける中、がっちり握手を交わした。「あこがれの人なんで…。手が震えました」。緊張で言葉に詰まった甲斐に、金子は「焦らず、自分のペースでじっくりやればいいよ」と10勝右腕らしく激励した。

 [2009年1月11日23時6分]ソーシャルブックマーク