<ヤクルト6-5ロッテ>◇18日◇神宮

 ロッテが延長11回、サヨナラ負けを喫した。ベンチ入り25人中23人を起用する総力戦をものにできず、これで交流戦8勝11敗で負け越しが決まった。バレンタイン監督は「負けた数が勝った数を上回っただけ」と表情をこわばらせた。先発大嶺は乱調だったが、中継ぎ陣4人が無失点で試合を立て直した。だが、最後は新守護神シコースキーがまさかのサヨナラ被弾。「うちの選手は必死に全力で戦った。いい形で戦えたが、最後に失投が出てしまった」と4時間33分の激闘が報われず、疲れ切った表情だった。

 [2009年6月19日2時40分]ソーシャルブックマーク