<阪神2-4巨人>◇1日◇甲子園

 大観衆の後押しを受け、阪神が終盤に追い上げを見せた。だが、一歩届かない。連勝が4で止まり、真弓監督は「ミスで点をやった。つかまえられない、追い越せない原因」と話した。

 1回に盗塁を刺そうとした狩野が二塁に悪送球。1死三塁となり、小笠原に犠飛を許した。2回は亀井の右中間への当たりを追った赤星と葛城が交錯。ボールは転々とし、ランニング本塁打を許した。

 6回にはジェンの失策から1点を失った。これで今季63失策。87試合目にして、早くも昨季のシーズン62失策を超えた。「やらなくていい点数をやっている」と指揮官の表情は曇ったままだ。

 「前回の4連勝のあとは、5連敗した」と試合前に心配する首脳陣もいた。この1敗がまた、尾を引いてしまうのか。

 [2009年8月1日23時30分]ソーシャルブックマーク