<巨人3-5阪神>◇15日◇東京ドーム

 阪神矢野輝弘捕手(40)が、延長にまでもつれ込んだ伝統の一戦に決着をつけた。延長11回2死三塁。クルーンの初球、151キロの外角直球を逆らわずに打ち返した。打球は右翼スタンド最前列に着弾。今季2号2ランは8月23日広島戦(京セラドーム)以来の1発だった。

 「ホームランになるとは思わなかった。(谷を)越えろ、越えろと思って走っていた」。これで矢野が本塁打した試合は、06年6月30日巨人戦から18連勝となった。

 [2009年9月15日23時14分]ソーシャルブックマーク