関西独立リーグは13日、和歌山市内で記者会見し、来季から韓国人選手を中心に構成する新球団「コリア・タートルシップス」が新規参入すると発表した。会見に出席した金珍希球団代表は「韓国の若い選手に、プレーする場を提供したかった。日本と韓国のファンの両方に関心を持ってもらえると思う」と意気込みを語った。

 韓国の既存のアマチュアチームを母体として、新球団を設立する。大阪を本拠地とするが、使用球場は未定という。韓国プロ野球経験者を監督に迎える予定で、在日韓国人選手3人の獲得も予定している。

 関西独立リーグは今春に4球団でスタートしたが、大阪が10月に脱退を発表。3球団となったが、新チームの加入で再び4チームとなる。リーグの木村竹志代表代行は「リーグ全体としてもそうだし、在日韓国人が多い大阪が活性化すると思う」と期待した。

 [2009年11月13日12時31分]ソーシャルブックマーク