<セ・パ誕生60周年記念試合:プロ選抜1-1大学日本代表>◇22日◇東京ドーム

 早大・斎藤佑樹投手(3年=早実)はどれだけプロに通用するのか。4万人を超える大観衆の視線を集め、右腕は歴史的な一戦の先発マウンドに上った。1回2安打1失点。「プロはすごく近くなった気がするけど、まだまだ遠い」。大学球界のスターにとって収穫と課題を持ち帰る試合になった。

 巨人の1、2番コンビを迎え、同学年の坂本にカウント2-0から真ん中に入った甘いスライダーを左前に運ばれた。続く松本は四球。「いい姿を見せたいと力みがあった」。制球の乱れをプロが見逃すわけはない。2死三塁から北京五輪の主軸、新井(阪神)には直球が捕手の要求と違う真ん中高めにいき、簡単に右前打された。

 一方で手応えも得たようだ。天谷(広島)亀井(巨人)と左打者を内角の速球で詰まらせた。「直球の走りには納得できた。全体的なレベルアップをして、またプロのマウンドに立ちたい」。大学ラストイヤーに向け、斎藤にとってはいい出発点になった。

 [2009年11月22日20時16分]ソーシャルブックマーク