西武の期待のルーキー、雄星(岩手・花巻東高)ら85人が2日、東京都内で開かれたプロ野球の新人研修会に参加した。

 麻薬防止やアンチ・ドーピング、取材対応など約4時間半、みっちりと講義を受けた。雄星は「すごくためになった。自覚を持ってやっていかないといけないと思った」と表情を引き締めた。

 取材対応の講義では、講師から模擬インタビューで指名された。「内容は問題ないが声を大きく」と指摘され、「いつもマイクがあるので、小さい声でも大丈夫と思っていたが、今後は意識したい」と注目新人ならではの感想も漏れた。

 今後は2軍で調整を進める。3日から投球練習を再開する予定だ。「キャンプ後半はいい感じで投球できた。開幕1軍ならベストだが、焦る必要はない。投球フォームもまとまってきたので、固めて自分のものにしていけば、自然と結果が出ると思う」と話した。

 [2010年3月2日19時16分]ソーシャルブックマーク