<広島3-10巨人>◇4日◇マツダスタジアム

 広島が同じ光景を繰り返した。この日は2回に2点先制したが、4回からまたも投手陣が乱れた。先発小松が無死一塁で、小笠原に初球の外角高め速球をとらえられ、バックスクリーン右に同点2ランを被弾。エドガーの適時打で勝ち越されたあとには、新人長野に速球を打たれ左翼に2ランを許した。致命的な1イニング5失点。野村監督も「(長野の)2ランが非常にもったいなかった。その後(の打者)が投手だけに状況が見えていないのかな」と指摘。3番手の永川勝が1失点、4番手の横山が2失点するなど、今季ワースト10失点の乱調で7連敗となった。

 [2010年4月4日21時21分]ソーシャルブックマーク