ヤクルトは9日、神宮球場での広島戦が降雨のため中止となった。両チームのスターティングメンバーが発表され、試合開始から約15分前での中止の決定。スタンドには多くのファンが詰め掛けていただけに、選手はパフォーマンスを披露した。4年目の上田剛史外野手(21)は「1人でも多くのファンに名前を覚えてもらいたい」と、水たまりとなったシートをスライディング。この日、4番で出場する予定だった畠山和洋内野手(27)は甲高い声で「今日の試合は中止でーす!」とマイクで叫び、観客を笑わせていた。

 [2010年7月9日19時20分]ソーシャルブックマーク