<楽天9-4オリックス>◇12日◇Kスタ宮城

 オリックスが4点差をひっくり返される逆転負けを喫した。初回に4点の援護をもらった近藤一樹投手(27)が1回2/3、5安打3失点で降板。リードを1点に縮めると、救援4投手すべてが失点した。攻撃も2回以降は空回り。3回は後藤光尊内野手(32)が盗塁死、6回もアーロム・バルディリス内野手(27)が走塁死と、安打で出塁したイニングの先頭打者がチャンスをつぶしてしまった。

 岡田彰布監督(52)は開口一番「ひどいな」と漏らし「(近藤は登録抹消期間中の)10日間、変わろうというのがない。(課題を)ほったらかしとる。どんなピッチングしよるか思うたけど」と落胆を隠しきれなかった。5連敗の3位ロッテとゲーム差を詰めるチャンスで連敗。「クライマックス(シリーズ進出)のチャンスある時期に、昨日、今日とこんなゲームしかできんのやから」とぼやき続けた。

 [2010年9月12日18時39分]ソーシャルブックマーク