20年五輪での野球競技復活を願うイベント「オリンピックベースボールプレーヤーズクリニック」が4日、愛知・豊田市のトヨタ自動車スポーツセンターで行われた。

 過去の五輪野球出場経験者による野球教室には、ソウル五輪銀メダルの元ヤクルト監督古田敦也氏(45)や、バルセロナ五輪銅メダルのソフトバンク小久保裕紀内野手(39)らプロ、アマの13人の講師が参加。約250人の小中学生に技術指導をした後、古田氏ら4人が約150人の指導者らを対象にパネルディスカッションを行った。

 このクリニックは今回が初めてで、20年五輪の競技が決まる13年まで年1回以上行う見通し。古田氏は「この2年は勝負をかけようとしている。できる範囲ですが、お手伝いができれば」と話した。

 [2010年12月4日19時38分]ソーシャルブックマーク