ヤクルト青木宣親外野手(28)が17日、ニッポン放送の番組「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の企画で、東京都文京区の筑波大学付属視覚特別支援学校を訪問した。「盲人野球」と呼ばれるグランドソフトボールを同校の員とともに初体験し、視覚障害者の感覚を体験できる特殊ゴーグルをつけ、ノックを受けたり、打席にも立った。「見えないというのが、どのくらい怖いかが分かった。本当に勇気がいる。貴重な体験でしたね。ゆくゆくは『青木杯』ができれば」と将来的な大会開催を約束した。中妻智也主将は「グランドソフトボールを青木さんに知ってもらえたことが何よりうれしい。これからも青木さんの野球人生を応援していきます」と笑顔で話していた。

 [2010年12月17日19時14分]ソーシャルブックマーク