広島野村謙二郎監督(44)は、15日から始まる宮崎・日南2次キャンプ(27日まで)で、同地でキャンプを張る2軍からも積極的に若手を1軍に呼びテストする。14日、スタッフミーティングを行った同監督は「1軍の投手でも結果の出ていない投手はサバイバルになる。(1軍)当落線上の選手は、今後与えられるチャンスが多くないことを分かっているはず」と話した。

 16日に予定されている紅白戦には中田、相沢らが2軍から呼ばれるほか、12日の日本ハムとの練習試合(沖縄)で大量失点した青木ら1軍投手の再テストの場ともなる見込み。野手も2軍の若手を体験昇格させ、成長ぶりをチェック。良ければそのまま1軍に置くこともあるという。キャンプ中盤、戦力の絞り込みと発掘を同時に進めていく。

 [2011年2月14日20時2分]ソーシャルブックマーク