オリックス朴賛浩投手(37=パイレーツ)が沖縄・宮古島キャンプの15日、紅白戦で実戦初登板した。白組で先発した朴は1回2死から後藤光尊内野手(32)に右前打を許したが、続く4番李承■内野手(34=巨人)は左飛に打ち取った。2回を投げ、3安打無失点。20球で、最速は139キロだった。

 2回1死一、二塁で荒金久雄外野手(32)を二ゴロ併殺に打ち取った場面では、記録にならなかったものの審判からボークを“宣告”された。降板後、審判団に質問した朴は「日本ではセットポジションで何秒か静止するが、どのような静止がいいのか。米国では流れるような(動作の)セットもあるが、どこまでいいのか聞いた」と日本流への適応に懸命だった。※■は火へんに華

 [2011年2月15日17時10分]ソーシャルブックマーク