巨人は２２日、アレックス・ラミレス外野手（３６）が東日本大震災の被災地へ１００万ドルの義援金を贈ることを発表した。義援金は「東京バプテスト教会」（東京・渋谷）を通じ、被災地に送られる。また、知人の医者を通じ、被災地で不足している医薬品や医療品の提供も行う予定。

　さらにラミレス自身がデザインするチャリティーＴシャツの販売も計画中で、売り上げはすべて義援金として被災地に寄付する予定。価格や販売時期などは詳細が決まり次第、球団は発表するという。

　ラミレスの談話「被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。来日して以来、日本の皆様には心の底から応援していただき、自分の人生において、かけがえのないものをたくさん頂きました。そして今こそが皆様にお返しできる時だと思っています。必ず神様のご加護があることを信じて下さい。そして皆さんで助け合う時だと感じています。この厳しい状況を乗り越えるために、私自身ができることはどんなことでも行っていくつもりです」。