<オリックス2-0西武>◇22日◇京セラドーム大阪

 オリックス朴賛浩投手(37=パイレーツ)が7回3安打無失点で来日初勝利を飾った。初回1死から連続四球でピンチを招いたが、後続を打ち取りリズムに乗った。最速145キロの直球と打者の手元で動かすツーシーム、スライダーを主体に組み立て、内野への打球は12個。6三振を奪った。オープン戦や練習試合で走者を出すたびにとられたボークもなし。お立ち台では「ありがとう。カムサハムニダ」と日本語と韓国語であいさつし、「今日はコリアンデーで意味のある日。接戦の中でこの1勝は大きな意味を持っている」と喜びをかみしめていた。チームは今季初めてカード初戦に勝ち、連敗を3で止めた。