日本プロ野球選手会は9日、兵庫県西宮市内で12球団側と事務折衝を行い、東日本大震災の影響で公式戦終了が2週間程度ずれ込んだことに伴い、10月1日の第1次戦力外通告期間の開始日を10日から2週間程度遅らせる方針でまとまった。

 戦力外通告を受けた選手らが対象の12球団合同トライアウト(入団テスト)も例年より2週間程度遅らせ、第1回は日本シリーズ後の11月下旬、第2回は12月上旬に行う方向。10月1日のファーム日本選手権、その後の秋季教育リーグも数日遅らせる予定で、それぞれの詳細な日程は16日の実行委員会で協議される。