<中日0-1阪神>◇9日◇ナゴヤドーム

 阪神能見篤史投手(32)が初のノーヒットノーランを惜しくも逃した。7回まで安打を許さず、13三振を奪う快投。2回に自らのバットで奪った1点を守ってきた。しかし8回先頭の平田に左前にポトリと落ちる安打を浴びた。それでも、この回も無失点で抑えて1-0のまま9回を藤川球児投手(31)に託し、完封リレー。6勝目を手にした左腕は「いずれは打たれると思っていました。何とか0点で抑えられてよかった」と笑顔で振り返った。