<オリックス1-4ソフトバンク>◇18日◇京セラドーム大阪

 ソフトバンクの本多雄一内野手(26)が、盗塁王に輝いた昨年つくった自己記録を1つ上回る60盗塁を達成した。60台到達はパ・リーグでは1997年の松井稼(当時西武、現楽天)以来で、チームでは73年の島野以来。「きょうはドキドキしていた。これだけはいきたかったんですよ」と笑顔で話した。

 1回に四球で出塁すると、続く内川の打席の3球目ですかさず二盗を決めた。打撃も好調で自身初の打率3割台も濃厚だが、最終戦のロッテ戦に向けては「(試合会場の)QVCは何が起きるか分かりませんから」と慎重だった。