巨人は12日、フリーエージェント(FA)でロッテに移籍した大村三郎外野手(35)の人的補償として高口隆行内野手(28)を獲得したと発表した。高口は05年大学社会人ドラフト6位で日本ハムに入団し、11年からロッテ所属。遊撃を中心に内野の全位置を守れる守備力が武器だ。

 原辰徳監督(53)は「内野の守備力がある右打者は、今季の巨人軍には必要な戦力です。巨人軍という新天地で気持ちを新たに、一緒に汗を流して技を磨き、東京ドームのファンの前で思う存分に躍動してほしいと思います」と、球団広報を通じてコメントを発表した。