<西武2-5巨人>◇22日◇西武ドーム

 交流戦期間中の名物企画である、両球団OBによる1打席限定の真剣勝負で、豪華な対戦が実現した。

 巨人OBの水野雄仁氏(46)がマウンドへ。打席には清原和博氏(44)が向かった。日本シリーズでも対戦歴がある両氏。フルカウントからの7球目、水野氏が外角低めにスライダーを制球し、清原氏のバットは空を切った。

 水野氏は「昔を思い出して、非常に興奮しましたし、緊張もしました。打席での雰囲気は、相変わらずだなという感じで、非常に楽しかったです。ジャイアンツとライオンズの日本シリーズでの対戦を楽しみにしています」。清原氏は「現役時代では味わえない緊張感を味わいました。水野さんとの対決は高校1年の夏に三振で始まって、45歳になって、30年後も三振でした。三振で始まって、三振で終わりましたね。僕は西武、巨人にお世話になったので、両チームを応援して、西武-巨人の日本シリーズの熱い戦いを楽しみにしています」と、それぞれコメントした。