日本プロ野球選手会が来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への不参加を表明した問題で、プロ野球の12球団は3日、東京都内で代表者会議を開き、選手会が主張する日本代表のスポンサー権などの帰属を含め、参加条件の見直しを大会の主催者側に継続して求めることを確認した。

 12球団は既に大会への参加を決めている。日本野球機構(NPB)の国際関係委員長を務める日本ハムの島田利正球団代表は「必要ならば渡米も含め、ある程度任されている」と主催者側と直接交渉する可能性も示した。楽天の井上智治オーナー代行は「どういう条件を引き出してくるかが12球団側の課題」と話した。