<中日0-1阪神>◇8日◇ナゴヤドーム

 阪神先発能見篤史投手(33)が8回無失点の好投で勝利へと導いた。2回には1死二塁のピンチを招くが、荒木を外角チェンジアップで右飛に抑えるなど、後続を断った。この日は直球にキレがあり、変化球とのコンビネーションも抜群だった。「しっかり腕を振れました」と納得の表情。今季8勝目をマークした。チームは今季ここまで、ナゴヤドームで9試合を戦い、1度も勝てずに8敗1分けだったが、ようやく12年の初勝利を挙げた。