千葉・鴨川で行われているロッテの秋季キャンプは14日、第3クールを終了した。第3クールにテスト生として参加した元中日の佐伯貴弘外野手(42)が「1年離れて、大勢で野球をやるありがたさを感じた。ノックをやるにしても普通にできる。42歳になる人間に若い子が話しかけてくれて…。こういう機会をつくってくれたロッテさん、伊東監督、若い選手に感謝しかないです」と4日間の練習を振り返った。11年オフに中日から戦力外通告を受けた浪人生からは、感謝の言葉があふれてきた。

 結果は16、17日に行われる前阪神小林宏のテスト後に発表される。「合否がどうなっても、貴重な4日間でした」と、最後まで表情は晴れやかだった。