<ロッテ-楽天>◇10日◇QVCマリン

 ロッテの攻撃中に、両チームがもみあうシーンがあった。

 3-2とロッテがリードして迎えた7回裏1死一塁。楽天則本が投じたボールが今江に当たり、死球と判定された。だが、今江は打ちにいって当たったようにも見えた。

 星野仙一監督(66)はベンチから飛び出し、抗議した。その間、楽天の仁村チーフコーチと、ロッテの三塁コーチである清水外野守備・走塁コーチが激しく言い争った。すると、両軍ベンチの控え野手、さらには両軍ブルペンから救援投手たちもグラウンドになだれこみ、三塁ベース付近に大集合。一触即発の雰囲気が漂ったが、約3分半後、どちらもベンチに引き揚げ、試合は再開された。