第23回世界少年野球大会(8月18日開幕、福井県敦賀市総合運動公園野球場ほか)の開催要項が10日、都内のホテルで発表された。15カ国・地域の子供たちが参加して、交流試合や野球教室を行う。ブータンとネパールが初めて参加する。

 主催する世界少年野球推進財団の理事長を務めるソフトバンク王貞治球団会長(73)は「福井は風光明媚(めいび)な素晴らしい地域。子供たちにとって、忘れえぬ、素晴らしい思い出ができるよう、頑張ります」と抱負を語った。

 福井大会実行委委員会の会長を務める村田兆治氏(63=日刊スポーツ評論家)は「これまで22回の大会で、のべ5000人の子どもたちが参加し、それぞれの国に帰って野球の底辺拡大の一翼を担ってくれてます。人を育てることに貢献していることを誇りに思ってます」と話した。