巨人と阪神が来季開幕戦の米国開催を断念したことを受け、加藤良三コミッショナー(71)は5日、「関係者から聞きました。残念です」と、話した。

 元駐米大使のコミッショナーにとって“肝いり”のプランだったが「基本的にこれは12球団の興行権の問題で、NPBの主催行事とは違うわけですから、球団がいろいろ考えて採算が合わないのであれば、そういう判断になるんでしょう。私のほうからこうしろ、ということができる性質のものではない」と、主導する立場でないことを強調した。