日本野球機構(NPB)は23日、プロ野球経験者が学生を指導するために新設されたプロ側の研修に中日、巨人でプレーした慶大の江藤省三監督や広島などで監督を務めた東京国際大の古葉竹識監督、元横浜(現DeNA)監督の大矢明彦氏、元オリックス監督の石毛宏典氏ら140人が参加すると発表した。研修は2日予定されており、28日に97人、8月10日に43人が受講する。

 研修では過去にプロ、アマの交流が断絶した経緯や、高校生のけがの防止などについて講習を受ける。受講者は学生側が12月に行う研修と適性審査を経て、学生を指導する資格を得る。

 このほか、巨人などで選手、コーチとして活躍した黒江透修氏、巨人、横浜でプレーした駒田徳広氏、元巨人、横浜の仁志敏久氏も参加する予定。