<DeNA6-2広島>◇18日◇横浜

 DeNA国吉佑樹投手(21)が、8回2失点の好投で、今季初先発を白星で飾った。「力みすぎたかなと思う」と、1回に2四球から先制点を与えるも、尻上がりに調子を上げ、4回から7回までは無安打投球。8回に不運な二塁打から1点を失ったが、最速153キロをマークした直球の球威は最後まで落ちなかった。

 先発ローテーション入りを期待されながら、4月末には腰痛も発症するなど、2軍生活が続いた。昨年9月21日広島戦(横浜)以来の先発勝利に、「出遅れた分、チームに迷惑をかけてしまった。次にチャンスをもらえたら、1イニングでも長く投げて、チームに貢献したい」と力を込めた。