守備の名手、ヤクルト宮本慎也内野手(42)が今季限りで現役引退する意向を固めたことが、明らかになった。プロ19年目の今季は78試合に出場し、打率2割4分8厘、12打点。若手の台頭もあり先発を外れる機会が多くなり、24日の広島18回戦(マツダスタジアム)も出番はなかった。近日中にも引退会見を開き、ファンに直接報告する見込みだ。

 ヤクルトだけでなく、日本野球界も引っ張ってきた宮本が、ユニホームを脱ぐ決意を固めた。この日、去就について聞かれ「もう決めました。あらためて、きちんとお話しさせていただきます」と語った。すでに両親や関係者には報告を済ませており、近日中にも引退会見を開く。