<日本ハム7-9ソフトバンク>◇4日◇東京ドーム

 7球で緊急降板したソフトバンク千賀滉大投手(20)が、左脇腹肉離れの疑いで出場選手登録を抹消されることになった。

 2-6の5回に番手で登板。大野を左飛に打ち取った直後、異変を訴え、降板となった。千賀によるとその直前、カウント2-2から6球目にスライダーを投げた際に痛みが出たという。「ピリッとしました。初めての箇所なので分からない」。降板後は痛み止めを服用し、壁にもたれかかって、勝利の瞬間を待った。

 高山投手コーチは「ここまでよくやってくれた。しっかり休んで戻ってきてほしい」と話した。延長12回6時間1分のゲームを制したが、ともにチーム最多の51試合登板、18ホールドポイントを数える右腕の離脱は今後の戦線に大きな影響を与えそうだ。